もなかの原料は、もち米、熊本県産ヒヨクモチ、広島県産ヒメノモチの玄米を精選したものを使用しています。
異物を選別し、セラミック精米機で高白度に精米するなど、各種選別機を通して白米に仕上げています。
手作業による洗米の場合、ぬかの残留が多く、もなかの味・香りに影響します。
よって巴屋では、精米機で白米に仕上げたもち米を、高性能の湿式の無洗米機で、ぬか層を完全除去します。
これにより純度の高いもち粉の原料になります。
巴屋独自の製粉行程により、キメの細かい上質なもなかの原料を製造します。
そのもち粉を蒸して、杵でしっかりついて、硬さと香りが引き立つもなかの原料を作り出します。
巴屋のもなかの香りの秘訣がここにあります。
もなかの原料を全自動連続もなか焼成機に投入して、高速で完成度の高い「もなか種」を製造しています。
もなかの香ばしい香りと色合いを出すため、温度管理には、細心の注意が必要な作業工程です。もち玄米からもなかの焼成までの全行程を巴屋で行っております。
創業当時、試行を繰り返し、日本人に合った味を考え、仕上げた伝統のアイスクリームです。
戦後、食べ物の不自由な時代、各処で工夫の冷菓が多く出ました。巴屋もその中の1つで、広島・呉の皆様に愛され続けて60年が過ぎました。
今、全国の皆様に味わって頂きたい。
アイスの充填は、アイスの温度と硬さの関係から細心の注意が肝要となります。
良いアイスもなかを作るためには、どうしても手作業による丁寧な仕上げが必要であると考えています。
アイスと一緒に愛も閉じ込めて初めて巴屋のアイスもなかは完成します。
こうして巴屋のアイスもなかは製造され、皆様に届けられています。